これまでキャンプのベッドは、FIELDOORのエアベッドを使っていた。とても寝心地がよくてお気に入りではあったが、アウトドアで使用するとどうしても傷つくし空気が抜けやすくなってしまう。我が家では4~5回で使い物にならなくなってしまった。
価格はそこまで高くないので、消耗品として割り切って使用するのであれば寝心地もよく収納スペースも取らないのでオススメできるが、我が家としては若干の値が張っても今度はコットで行こうと考えた。
以下はエアベッドの記事
そこで今回購入したのが、
DODのバックインベッドというローコット
さっそく組み立ててみたので紹介したい。
DODのバックインベッドを選んだ理由
主要スペック
- 重量(付属品含む):(約)2.6kg
- 静止耐荷重:120kg
- サイズ:(約)W51×D13×H16cm(収納時)
- サイズ:(約)W183×D72×H15.5cm(組み立て時)
- 材質:フレーム アルミニウム、生地 ポリステル
その名の通り、とにかくコンパクトで軽い
我が家は家族4人。必然的にコットは4つ購入しなければならない。そのためできるだけコンパクトなものがいい。ローコットを選択したのも理由のひとつ。
バックインベッドはその名の通り「バックに入るベッド」だ。コンパクトでとにかく軽い。これならばリュックに入れて余裕で持ち歩ける。
わかりにくいが、思ったよりもずっと小さい(スイッチのソフトとの比較)。
寝袋はコールマンの寝袋だがこれがまた大きく(これも4つ)できるだけ荷物をコンパクトにまとめる必要がある。
価格が手頃(1万円程度)で信頼できるメーカーである
上記の通り我が家は4つ買わないといけない。すべてにおいて×4人をしないといけないので、できるだけ価格は抑えたい。だいたい1万円程度で口コミがよいものを探した。
コットの値段は本当にピンキリだ。ヘリノックススノーピークだと50,000円とかする。コールマンのは折りたためてもめちゃくちゃ重い。
あと聞いたことないけどコットで調べると名前が挙がるおそらくしっかりとしたメーカー(ネイチャーハイク等)があるけど、それもおおよそ12,000~15,000円くらいと予算オーバー。
さらに安いのを探すと、本当に信じていいのか説明の日本語がおかしかったりするようなメーカーもあったりと。安すぎる、そして全く知らないメーカーというのは怖いので今回は避けた。
そうなってくるとおのずとDODのバックインベッドに行きつく。
組み立てはとても簡単だけど少し力が必要
説明書いらず、単純で簡単
部品はサイドのフレームポールと足となる部品が4つ。あとはベッドの部分の生地だけだ。説明書がなくても簡単に設営できる。
①生地の両端にフレームポールを通す
フレームポールを2本組み立て、生地を広げてサイドにポールを通す。
②フレームポールに脚をはめ込む
あとは脚となる部分を4つはめ込むだけ。
穴が開いてフレームが見える部分にはめ込んでいく。
(注意)組み立てには少し力が必要
組み立てにはある程度の力が必要だ。というのも、ハンモックのように生地にテンションをかけて宙で身体を支えるので、テンションを生み出すために脚部分でしっかりと固定する必要があるためだ。
片方取り付けたら、足で固定して体重をかけてしならせてはめ込む。男性の力であれば余裕でできるはずだが、女性はもしかしたらできない人もいるかもしれない。ちなみに嫁さんは結構苦労していた。あと小学生くらいまでの子どもは危なくてやらせられないと感じた。
足で固定して体重をかけながら、脚部分をしならせてはめ込む
完成!
寝心地は??・・・かなりいい。
寝心地はかなりいい
さっそく寝てみたが、適度な張りと沈みがありかなりいい感じ。キャンプで使ってもかなり快適に寝られるだろう。エアベッドと変わらない寝心地だ。
そして2.6㎏と片手で持ち運べるくらい軽いのに、かなりしっかりとした作りで丈夫に感じる。
大柄な人は使いづらい
コットの全長は183㎝と他のコットに比べると短め。
ちなみに俺は176.5㎝、86㎏だが、俺くらいがギリギリちょうどいいくらい。
耐荷重が120㎏というのは安心感があるが、乗り方によっては耐荷重を超えてしまうのではないかと若干不安を感じる(作りがかなりしっかりしているので大丈夫だと信じているが)。
ちなみに俺が寝た時の沈み具合はこんな感じ(一番へこんでいるお尻部分)。
まとめ(1万円以内のローコットであれば個人的には一択!)
身長が177㎝くらいで体重が85㎏くらいまでの人であれば一択!
あとは耐久性がどれくらいあるか。使っていって検証していきたい。
身長が大きい人はALPIDEXのローコット
あともうひとつ気になっていた同価格帯のコットがALPIDEXのローコット。
全長が190㎝で、耐荷重も120㎏なので、身長が高い人はこっちがいいと思う。
ドイツ発祥のブランドでコンパクトだし口コミも多い。なぜこちらにしなかったかというとやはりDODというブランドに惹かれたから(笑)
(番外篇)注目しているVENTLAXの2wayコット
あと注目していたのは、日本の企業のVENTLAXというブランドが新しく出したコット。上記に比べると少しだけ値段は張るけど、ハイコットにもなりローコットにもなる。
ちょうどDODを買った翌日くらいに発売された(待ちきれなかった。。。)。4つ同じコットを買うなら、ひとつくらい買ってもよかったかなと少し思ったり。