自分が初めて買ったテント、コールマンのタフスクリーン2ルームハウスLDX。昨年購入してから1年たった。夏キャンプも冬キャンプも経験し、使用感や使ってみてよいところ、悪いところなどもわかってきたので、レビューしたい!
コールマンのタフスクリーン2ルームハウス/LDX
コールマンのタフスクリーン2ルームハウス/LDXは、夏場の温度上昇等を防ぐダークルームテクノロジーを搭載した2ルームのテント。4人家族の我が家にも十分な広さでリビング部分と4人分の寝床を確保できるファミリー向けのテント。主な概要と特徴は以下。
スペック
コールマンのタフスクリーン2ルームハウス/LDXのスペックは以下。
- 本体サイズ(設営時):約610×365×220(h)cm
- インナーテントサイズ:約300×250×185(h)cm
- 材質:フライ/75D ポリエステルタフタ(ダークルーム、UVPRO、PU防水、シームシール)インナー/68D ポリエステルタフタ フロア/210D ポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール)
- 耐水圧:フライシート/約3,000mm(寝室)、約2,000mm(リビング) フロア/約2,000mm ルーフ/約3,000mm
- 定員:4~5人用
- 収納時サイズ:約φ36×75cm ・重量:約20kg
同じシリーズで、タフスクリーン2ルームハウス/MDXというのもあるが、サイズがひとまわり小さくなる。価格は1万円程度の差なので個人的には大きい方(LDX)をおススメしたい。
ファミリーキャンプに最適!2ルームはオールシーズン使える!
家族4人程度のファミリーキャンプであれば、テント内にリビングスペースと寝室がある2ルームがいい。テント内にリビングスペースがあると、冬の寒い時でも、雨が降っていても快適に過ごすことができる。
寝る時には屋内にキャンプギアを収納しておけるので盗難防止にもなる。
日光を遮断/ダークルームテクノロジーとは??
このタフスクリーン2ルームハウスのウリのひとつは、ダークルームテクノロジー。これはインナーテントやフライシートに日光を遮断するコーティングがされていて、遮光性に優れた素材を使っている。日光を90%以上ブロックするという機能。日光の透過を防ぐことでテント内の温度上昇を大きく抑えることができる。光を通さないので、真夏でも快適(?)にキャンプができたり、朝もお昼寝もしっかりとできる。スペック概要や詳細については下記コールマンのサイトに詳しく記載がある。
よかった点:1年間使ってみた感想
コールマンのタフスクリーン2ルームハウス/LDXを購入してよかった点は以下。
とにかく広くて快適!
テント内は天井も高くて広い!リビングスペースには、テーブル、椅子4つ等を入れても十分なスペース。寝る時には外に置いていたキャンプギアもテント内に収納することができる。
天井にはランタンもぶら下げることができる。
テント内で、スクリーンを広げてプロジェクターで映画も見ることができる(もう少ししっかり張ればもっとキレイに見える)。
夏も快適なダークルームテクノロジー
夏も快適に過ごせるダークルームテクノロジー。先ほども説明したが、実際に感じたことは、確かに日光をしっかり遮ってくれる。外にいるよりは涼しいのは間違いないが、真夏はやっぱり暑い。とは言えだいぶ気温が違くなるのは間違いない。
真冬でもしっかり使える
テントの足元の部分にはスカートがあるので、外気も入りづらい。他のテントを使ったことがないので、比べることはできないが、少なくとも我が家はこのテントで真冬2月にも快適にキャンプできた。注:薪ストーブ等は使うことができない(煙突はつけられない)。また、ダークルームテクノロジーがあるが故に、冬は寒いのではないかという不安の声もあると思うが、まったくそんなことは感じない。
雨にも強い!フライシートがあるので安心感も格別!
これまで1年間で12泊くらいしたが、結構な割合で雨に降られている。相当な豪雨の時もあったが、天井にもう一枚フライシートがあるだけで安心感が段違いにある。テント自体の撥水加工もあるが、なによりもフライシートがしっかりとしているので、雨を通す感じがまったくない。
インナーテントにローコットを4つ並べられる!
インナーテント内も広く、ローコットであれば4つ並べることができる。
インナーテントは換気がしっかりできるようにチャックがいたるところについている。延長コード等を引き入れることができるように小さいチャックがついていたりと小さな気遣いもうれしい。ちなみに我が家が使っているコットはDODのバックインベッド。
気を付けておきたい点
コールマンのタフスクリーン2ルームハウス/LDXを購入する際に気を付けておきたい点は以下。
収納サイズがかなり大きい
大きいテントなので、収納サイズの大きさも相当なもの。重量もそれなり。
- 収納時サイズ:約φ36×75cm ・重量:約20kg
車の積載量を考えないで買ってしまうと後悔するかもしれない。かなりスペースが取られてしまうことは覚悟しないといけない。
一般的なキャンプ道具を持っていき、4人乗車を想定した場合、個人的な感覚では、
ミニバンやワンボックスであれば余裕
ステーションワゴンならギリギリ(我が家)
コンパクトカーだとおそらく厳しい
と感じる。
設営と撤収はできれば二人で/慣れれば簡単!
設営も撤収も慣れればとても簡単だ。基本は4本のポールを筋交いで通して自立させ、あとはインナーテントの設置とペグダウン等の作業。ただ一人で組み立てるのは個人的にはしんどいと思う。
タフスクリーン2ルームハウスと一緒に買っておくべきもの
ペグやマット等、快適なキャンプをするためにはあと少し必要になる。
ペグは別途購入が絶対必要!
ペグは付属しているが、強度が弱くまったく使えない。これは絶対に勝っておかないといけない。最低でも20本、全部買うのであれば26本必要。ペグはキャンプの色々な場面で使うので、個人的には30本は買ってもいいと思う。ペグは鍛造ペグ(30㎝)がおススメ。とにかく強度がつよくて固い地面でもしっかりと固定してくれる。
グランドシートとインナーマットはコールマンのものがおすすめ!
グランドシートは、インナーテントの下に敷くレジャーシートのようなもの。テントを石などのカドから守り、テントが破けたり傷ついたりするのを防ぐことができる。
インナーマットは少し厚めのレジャーシートのようなもので、寝室に敷けば凸凹した地面でも快適に過ごせる。たとえコットで寝るにしてもインナーマットは敷いた方がいい。敷くならば、コールマンのタフスクリーン2ルームハウスのインナーテントに対応したものを購入した方がいい。しっかりと固定できてジャストフィットする。
まとめ(1年使った感想)
コールマンのタフスクリーン2ルームハウスLDXを購入して一年。春や秋はもちろん、真夏の暑い日も、真冬の超寒い日も、大雨に降られた日も、オールシーズン快適に過ごすことができる。初めて買ったテントがこのタフスクリーン2ルームハウスだったが、このテントでよかったと本当に思えるので、初心者でファミリーキャンプをやる人であれば絶対におススメ。初期投資としては少し高いかもしれないが、オールシーズン、そして長く使えるはずなのできっと買って後悔しないはず。
これからもこのテントでたくさんキャンプしていきたいと思う。
こちらは海水浴などでも使える、DODの『わがやのテント』。