冬キャンプに備えて、センゴクアラジンのポータブルガスストーブを購入し、さっそく今年最後のキャンプで使ってきたのでレビュー。これがあるとないとでは冬キャンプを快適に過ごせるかが大きく違ってくると思うので強くお勧めしたい!
センゴクアラジンのポータブルガスストーブについて
センゴクアラジンポータブルガスストーブは、電源何度を必要とせず、カセットコンロで駆動できるストーブ。詳細については下記。
センゴクアラジンのポータブルガスストーブについて
センゴクアラジンは、もともと英国のアラジンというメーカー(1919年)が発祥で、紆余曲折経て現在は日本の企業がブランドを譲り受けているとのこと。ヒーターやトースター等をメインに製造している。自分はキャンプを始めるまで、このブランドは知らなかったが、結構歴史が長い老舗のメーカーのようだ。(たしかにこのランプのマークは見たことがあるような)
「センゴクアラジン」は、カセットボンベ等で使えるタイプのブランドとして、2018年より販売が始まった。持ち運びができ、電源もいらないのでキャンプ等での使い勝手がとても良い。
スペック
ガスストーブのスペックは以下の通り。
色 の 種 類:赤色/黄色
本体寸法(約):幅320×奥行335×高さ390mm
重 量(約):5.7kg
ガス の 種類:カセットボンベ暖房能力:2.0~0.8kW
連続燃焼時間(約)・・・弱:4時間20分 強:1時間40分
付 属 品:収納袋等
付属の袋もおしゃれだ。
4つの安全装置がついている安心感
テントで使うに当たってはやはり安全性がとても重要だと思う。センゴクアラジンのポータブルガスストーブは、安全面でも以下の装置がついている(もちろんこれがあるから完全に安心というわけではないので注意は必要)。
- 圧力感知安全装置・・・カセットボンベが異常に熱せられて高圧になると、自動的にガスの供給が止まり、火が消える。
- 不完全燃焼防止装置・・・室内酸素濃度が低くなり、不完全燃焼をする前に、自動的にガスを遮断して消火。
- 転倒時消火装置・・・倒れたり、強い衝撃が加わった時に、自動的にガスを遮断して消火。
- 立消え安全装置・・・風などによって火が消えた場合にガスの供給を自動的に止める。
センゴクアラジンのガスストーブを2ルームテントで使った感想
我が家は、コールマンのタフスクリーン2ルームハウスLDXという2ルームテントを普段使っている。今回は、センゴクアラジンのポータブルガスストーブをリビング部分で使ってみた。12月末の千葉県でのキャンプだがかなり寒い中、あるとないとでは大違いだった。
センゴクアラジンのテント内でのレイアウト(我が家の場合)
我が家では子どもと犬がいるため、できるだけストーブには近づけたくないので、スノーピークのジカロテーブルで囲んで使うようにした。基本的に側面の部分は厚くならないので、火傷を心配するのであれば、上の部分(やかんとかもおけるところ)だ。
ジカロテーブルのレビューはこちら
電源不要!カセットコンロだけあれば使える!
電源も不要で、カセットボンベさえあれば使えるので、電源無しのキャンプサイトでも使える。カセットボンベはコンビニでもホームセンターでも売っているので燃料は簡単に調達できる。イワタニのやつでもなんでも使える。
ただ、真冬だとカセットボンベが冷えすぎると、点火しにくい場合がある。我が家は冬キャンプと言ってもマイナス1℃くらいだから、通常のタイプでも問題なく着く(手でちょっと温めたりすればなお)が、もっと寒いところだと、パワーガスがあった方がいい。ちょっと高いけど、これならすぐにつく。
2ルームテントのリビング部分が天国に!
我が家の2ルームテントのリビング部分は320×365㎝と、普通のテントと比較すると少し大きめのテントだと思うが、それでも十分暖かくなる。外気との温度差に驚くくらい。
気温を測らなかったので正確にはわからないが、上着を1-2枚脱げるくらいには変わる。
冬キャンプでこの違いはかなり大きかった。もうセンゴクアラジンのポータブルガスストーブなしで、冬キャンプはちょっと考えられなくなるくらい。
ちなみに下の写真のストーブファンは熱の力で回転するので、暖かい空気を循環させるのに上にガスストーブの上に置いている。
使うのはテント内で、換気も気にしながら
レビュー等でも言われていたが、火力はお世辞にも強いとは言えない(屋外使用ということもあると思うが)。それでも十分機能してくれると思う。ただ、屋外で使用しても、暖かさはまったく感じないだろう。あくまでも使うのはテント等の屋内だと思う。
また一酸化炭素中毒は本当に怖いので、適度に換気状態にして使用すること)上述した安全装置はついているが、つけっぱなしで寝るのはお勧めできない。あと一酸化炭素チェッカーなどを設置するなど、事故には気を付けておくこと。
持続力はそこまでないのでカセットボンベは多めに買うべし
またカセットボンベの持続力は火力最強だと、2時間弱と気づいたら消えている。カセットボンベは少し多めに持っていくのが望ましい。消えたらすぐにテント内の温度が下がるのですぐにガスが切れたとわかるはず。
まとめ(センゴクアラジンのポータブルガスストーブ)
我が家はこれまでも冬キャンプは何度も行ってきたがストーブは、車の積載の関係で消極的であった。でもいざ購入して一度使ってしまうと、もうストーブ無しのキャンプは想像できなくなる(それくらい快適だ)。2ルームテントのリビング部分くらいであれば十分温められるだけのパワーがある。そして雰囲気もおしゃれ。
今後の冬キャンプでは我が家の必須アイテムになることは間違いないと思う。
注意:テント内等で使用する際には自己責任で必ず安全面には注意して使用してください!